- 1995年1月第一回東京未病研究会発足事務局:日本医科大学 第一病院 動脈硬化研究室
未病を現在の日本に適用し、科学的に研究し、高齢社会での個人の自立と医療費の緩和に繋がる研究会として発足。
未病を「健康と病気の間」の第三の心身状態として認識し、これを「現代未病」の定義とした。
- 1997年10月日本未病システム学会発足大阪も加わり日本未病システム学会と名称変更となる。未病の概念をさらに発展させ、未病には「東洋医学的未病、西洋医学的未病」があるとして区分し、総会で承認を得た。さらに「未病を治す聖人とは名医では無く一般人である」として、ここに「現代未病」としての礎を確立した。
この概念は受け継がれ、東京未病研究会から日本未病システム学会として発展する。未病の領域であるので医師ばかりで無く、コメディカルを含めた医療学術集団として発展す。
- 1998年事務局:丸山ワクチン研究所に移転
- 1999年事務局:高田の馬場に移転
- 2001年事務局:博慈会 老人病研究所に移転
- 2002年5月現代未病の学術雑誌「未病と抗老化」発刊される。
- 2003年9月第7回アジアオセアニア老年病学会(東京)初めての未病国際シンポジウムが開催される。
(日本、アメリカ、中国、韓国、タイ)英文名mibyouが採用され、現代未病の概念が受け入れられる。
- 2006年12月テキスト出版日本未病システム学会より未病医学入門、未病病医学臨床がテキストとして出版される。
- 2007年8月ハルピン宣言未病を日本ではmibyou ,中国ではweibinとして発音する事が宣言された。(ハルピン医科大学)
- 2012年10月韓国(大田)にて韓国未病シンポジウムが開催される参加国(日本、韓国、中国、台湾)(主催は韓国KIOM)
韓国に現代未病の概念が受け入れられ、先端未病プロジェクトが発足。 - 2013年11月第20回日本未病システム学会開催される(東京)
- 2015年10月「未病の日」誕生「未病の日」が第22回日本未病システム学会総会(札幌)で貝原益軒の誕生日である12月17日と制定される。
- 2016年8月中国長春で日中未病シンポジウム開催現代未病と古典未病が論議される。中国で治未病センターが設立される。
- 2017年7月中国(長春)で初めて未病を冠した学会(分科会)が設立される。
- 2018年1月一般社団法人 日本未病総合研究所(未病総研)設立現代未病の総合発信活動基地となる。
未病ケアジャーナル発刊される。 (事務局 東京都世田谷区中町に移転) - 2018年8月未病医学標準テキストが日本未病システム学会より発行される。
- 2018年12月未病総研Labミーティング開催(東京)台湾の介護保険制度に関してのミーティングが開催される。
- 2019年1月台湾大学、台湾医師会館で日台未病シンポジウム開催台湾での介護保険制度の補完に現代未病の概念の有用性が報告される。
- 2019年4月未病タスク委員会が設立される日本賢人会議所との連携プロジェクト「未病提言書」が作成された。
- 2019年6月東海道四日市宿資料館(三重県四日市市)に未病コーナー開設
- 2020年1月「未病サポーター養成研修」開催日本薬科大学と連携し、「未病サポーター養成研修」開催される。
第一期生として37名の未病伝道師が誕生。
- 2020年7月未病総研LABミーティングが開催外務省との連携で未病総研LABミーティングが開催される。
テーマとして「SDGsと未病」が挙げられた。
- 2020年8月ジェネリック医薬品協議会とで「ジェネリック医薬品の日」の制定について連携を持つ。
- 2020年12月ジェネリック医薬品の日(12月22日)制定記念講演会開催される
- 2021年4月未病総研にて「未病サポーター養成eーラーニング」が始動その他として未病総研ブランド100の認定、フォーラム開催のプロジェクトが本格的に始動する。
- 2021年9月未病総研LABミーティングが開催現代未病の骨子が受け入れられ経産省との連携で「健康経営を補完する未病ケアー」としての未病総研LABミーティングが開催された。