未病総研Labミーティング開催のお知らせ
2022年12月11日(日)に、「未病総研LABミーティング」を開催いたします。
「地域で健康づくりー未病サポーターが出来ること」をテーマに、地域や職場で健康長寿の輪を広げるノウハウをお伝えします。
東アジア未病共同体活動
少子高齢社会の諸問題を抱えるのは日本だけではありません。
急速な高齢時代は東アジア各国の共通の深刻な課題です。
未病総研は、2016年より「未病」という漢字を理解できる東アジア地域を舞台に医療関係者や企業と連携して‶未病コンソーシアム“を作り、「未病」を健康資源として将来の世代に伝えてまいります。
2016年 中国・長春で長春中医薬大学と「21世紀の人類と健康フォーラム」を開催。
2017年 韓国・太田で韓国KIOM(韓国韓医学研究院)と「未病」を通じての交流。
2019年 台湾・台北で台湾医師会及び国立台湾大学との「未病交流フーラム」を開催。
東アジア各国との交流は福生代表理事と早乙女事務局長が現地に赴き、現地の医療関係者との意見交換、情報交換を通して東アジア未病共同体の構築に向け活動しています。
世界の高齢社会のトップを走る我が国の未病対策は、世界各国から注目されています。
そして高齢社会を迎える東アジア諸国での未病文化圏との交流を通して「未病」の研究、普及、浸透に取り組んでまいります。
「2022年度未病総研グランプリアワード」がオンラインで開催されました。
報告:日本未病総合研究所 早乙女和雄
コロナの感染拡大を受け、7月31日(日)に日本医科大学で開催予定だった「未病総研グランプリアワード」が8月28日(日)にオンラインで開催されました。
「社会も健康にするSDGs食品〝未病ケア食品“を探る」をテーマに開催された「未病総研グランプリアワード」には100名弱の参加申込みがありました。
3名の高名な先生のご講演と4社の「未病総研ブランド100」ノミネート商品のプレゼンテーションがあり、いづれも「未病ケア食品」の認知、普及への熱い思いが語られました。

吉田先生からは「未病」の概念説明と日本未病学会の歴史の説明があり、学会の目的、学術研究についての説明、具体的な研究と活動分野の説明がありました。そして学会の中の各部会の説明と機能性食品部会が活動中であることのお話がありました。また代表的機能性としてポリフェノールとカロテノイドの働きと有効性の説明があり、これらの機能性を有する機能性食品の役割は大きいと話されました。



3人の先生からはご活躍の分野での貴重なお話がいただけて大変参考になりました。
休憩を挟んで4社による「未病ケア食品」ノミネート・プレゼンテーションが行われました。今回は多数の応募商品の中から「安全性」「機能性」「適正価格性」「SDGs性」の基準を満たして6月の第1次審査を通った4商品がプレゼンテーションしました。4商品のプレゼンテーションの内容は以下の通りです。
「長岡の人参精」 長岡実業株式会社 技術部 小林孝也さん
「長岡の人参精」は日本古来の製法を受け継ぎ、日本薬局方にも収載されているお湯でじっくり煎じた抽出エキスで、医薬品に準じた厳格な製造管理、品質管理が行われている安心・安全な健康食品であり、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の細胞障害活性を増強することが動物実験及びヒト臨床試験で明らかにされています。
サプリメント「つきみちる」 株式会社グリーンハート 代表取締役 尾都野信子さん
「つきみちる」は特殊製法で牡蠣の栄養素そのままに、安心・安全なマルチミネラルサプリメントとして開発されました。日本人女性の極端な亜鉛不足、水銀の蓄積などの現状を改善し、複数の臨床試験でHba1cや各種ミネラル値の改善が認められました。特に妊娠時系列のミネラルバランスを整えるためのサプリメントとして提案します。
「オーストリッチミート」 株式会社スピーディア 代表取締役 辻 智子さん
ダチョウ肉は低脂質、高タンパク、高鉄分、高B12で、摂取後の血中アルブミン酸の変化、成長ホルモン分泌について有効性が報告されています。そしてダチョウ肉の摂取がアスリートの筋肉増強、高齢者のフレイル予防、疲労や尿酸値の抑制に有効であると考えています。また穀物資源の節約とフードロスの削減に有用であり、SDGs性の高さも認められています。
「セラム・シルクフィブロイン」 ドクターセラム株式会社 代表取締役 吉川育矢さん
「シルク・フィブロイン」は蚕が生み出したシルクに含まれるフィブロイン蛋白を特殊な製法で取り出した成分で、取り出したフィブロインには吸脂生、多孔性があり、食事として摂取した余分な脂や糖を吸着して体外に排出します。また各種試験により、ヒトでのデータ特に未病域、用治療域の方に脂質代謝改善効果と安全性が確認されています。
「未病ケア食品」にノミネートされた4社からのプレゼンテーションの後、コメンテイターの先生より総合コメントがあり、各先生からは素晴らしい内容のプレゼンテーションであり、「未病ケア食品」として期待したいとのコメントをいただきました。
そして4社には未病総合研究所から「未病総研ブランド100認定証」が贈られました。
プログラムの最後には、参加者の皆さんとコメンテーターの先生方との質疑応答が行われ、参加者とコメンテーターの先生方との交流に話がはずみました。
「未病」の普及、浸透にはまだまだ十分ではありませんが、今回のセミナーを通してより多くの方に「未病」を理解していただき、普及にご協力いただけるものと確信しました。
「未病サポーターフォローアップミーティング」がズームにて開催されました。
6月27日(月)19:00から「未病サポーターフォローアップミーティング」がズームで開催されました。当日は10名の未病サポーターと未病サポーター研修で「未病サポーターとして知っておきたい臨床検査に関する知識」を担当いただいている丸山篤芳先生が特別参加されました。ミーティングの冒頭挨拶した丸山先生は「健康診断の結果をよく見て、自分の健康状態を理解してほしい。次回はリアルな会合で皆さんとコミュニケーションが図れることを期待しています」と話されました。続いて福生先生から参加いただいたお礼の話がありました。
引き続いて鎌田執行役員から「現代未病クイズ」の解説がありました。YouTubeに配信している「現代未病クイズ」は現代未病を簡単に解説したクイズ形式の情報発信ツールです。
現在No1からNo16まで配信されていますが、今回はNo1からNo5までの問題について解説がありました。「現代未病」を理解いただくにはとても理解しやすい問題です。参加いただいた未病サポーターの皆さんも、改めて「現代未病」の理解が深まった様子でした。
次回のミーティングではNo6以降の解説を進めていきます。
その後は7月31日(日)に開催予定の「未病総研LABミーティング・グランプリアワード」の紹介がありました。今回のグランプリアワードは「未病ケア食品」の認知と浸透を目的に開催され、3名の著名な先生のご講演と「未病総研ブランド100」に新たに認知された4商品の紹介が内容であることの説明がありました。
そしてご参加の皆さんからの活動報告や活動の質問があり、皆さんの未病サポーター活動への関心の深さがうかがわれました。
未病サポーターの活動は自由で皆さんそれぞれのやり方で活動いただいて結構です。
「未病サロン」「未病カフェ」という名前で自治体と協力し、また補助金やクラウドファンディングで資金集めしたりしている方もいらっしゃいます。ご自分のやり方で未病サポーター活動を進めていただき、その成果をこのミーティングでご報告いただければ幸いです。
報告:早乙女和雄
「房総のむらで森林浴」が大好評で開催されました。
5月22日(日)未病総研、森林医学研究会、CSももが主催する「房総のむらで森林浴」が千葉県印旛郡栄町にある千葉県立房総のむらで開催されました。
この場所は未病総研大舘執行役員の地元であり、今回の企画を準備、実行してくれました。感謝です。
当日の朝まで雨が降っており、お天気が気になりましたが開催時間には晴れ間が出る絶好のお天気のもと45名の方が参加されました。
未病総研からは13名が参加しました。
福生先生の未病総研の紹介、現代未病の説明で始まり、次いで日本医科大学の李卿先生による森林浴の効果などデータに基づいたお話がありました。
森林浴が免疫機能を増強してがんの予防効果やストレスの軽減、うつ病や高血圧や心臓病の予防効果があり、新しい健康増進、疾病予防法として注目されているという報告がありました。
続いて未病サポーターの李節子さんの「胸腺ノック」を取り入れた準備体操の後、3つのコースに分かれて森林浴を楽しみました。
各コースではボランティアのガイドの説明を受けながら日本最大の方墳と言われる「岩屋古墳」や「学習院初等科の正堂」などを約1時間半かけて森林浴とウオーキングをしました。
コロナ禍で運動する機会が減っている中で久しぶりの運動に皆さん大満足の様子でした。
未病総研ではこれからもこのような未病ケア企画を実施していきたいと思います。
報告:早乙女和雄
未病と抗老化
「未病と抗老化」 研究論文 募集(公募)(令和4年度)
博慈会 老人病研究所では2022年度の研究論文の募集を行います。
今回はコロナ禍からの脱却を願い、「人生100歳時代を念頭にした抗老化」に焦点を合わせた論文を募集いたします。
採用されました論文は「未病と抗老化」(Vol.31. 2022)に原著として掲載いたしますので奮って応募をお願いいたします。
未発表の邦文論文を募集いたします。(査読あり)
<研究論文テーマ>
1. エビデンスとしての抗老化研究
2. SDGsとしての抗老化研究について
3. 2035年に向けた超高齢社会における医療システムの持続に関する研究
(社会保障、医療経済、ICT活用など、超高齢社会システムの構築提案も募集致します)
<優秀論文の選定>
応募されました論文は査読・審査を行い、優秀論文を掲載させていただきます。
ダ・ビンチ賞の設定(助成)があります。(掲載印刷費は無料で行います)
<応募方法>
申し込み希望者は、下記 博慈会老人病研究所雑誌編集係まで FAX または E-mail にて、氏名・所属・ご住所をご記入の上、令和4年4月30日までにご請求下さい。所定の申込用紙を、ご送付いたします。又は、HPより申込用紙をダウンロードして下さい。
<応募締切日>
令和4年7月31日(当日消印有効)
<査読・編集>
送られました原稿は全国の専門査読者に渡り、個別に査読・校正を行います。
<選考結果発表通知>
令和4年 9月下旬 ※文書にて通知いたします。
<刊行について>
専門雑誌「未病と抗老化」を刊行し、厚生労働省・文部科学省はじめ全国の医学系大学図
書館・主要研究所ならびに未病産業界に無料配布いたします。
<応募宛先>
〒123-0864 東京都足立区鹿浜5-11-1
一般財団法人 博慈会 老人病研究所 <未病と抗老化> 編集係
TEL : 03-3857-7911 FAX : 03-5825-4888
E-mail : r-kenkyusho@ninus.ocn.ne.jp
U R L : http//www.hakujikai.or.jp(博慈会老人病研究所で検索して下さい)
一般財団法人 博慈会 博慈会記念総合病院附属 老人病研究所 所長 福生 吉裕
「未病連携ミーティング」(12月13日開催)の記事が掲載されました。
ヘルスライフビジネス紙(2022年1月15日号)
社会に責任を持つ「未病」のための連携ミーティングのご案内
少子高齢社会それにコロナ禍により健康維持に関するシステムは大きく変わろうとしております。さらに“自覚症状のない時期から感染をさせる“新型コロナウイルスの出現により、世界の健康維持システムは大きな衝撃と撹乱を受けました。
お陰で「未病」という状態の存在が大きくクローズアップされだしたのは確かです。
日本未病総合研究所は、私が理事長をしておりました「日本未病学会」と強い連携を持ち、「現代未病」の概念を普及し、社会に実践していくことを目的に3年前に立ち上がりました。現在10社の企業が賛助会員として活動をしています。
未病という状態の存在が明確化しだした現在、さらに未病関連グループとして力を合わせ社会にアピールをしていく時期かと確信しております。
そこで、未病に関心をお持ちの御社と連携し、共同補完関係でウイズ&ポストコロナの時代を一緒に開拓していければ幸いです。
今回、この「未病」普及のための選別連携ミーティングを下記の通り開催いたします。
この活動はSDGsの3番目の目標にある「国民の健康と福祉」に合致し、SDGsへの貢献に結び付きます。
どうぞ開催趣旨にご賛同いただき、ご参加いただきますようご案内申しあげます。
日時:2021年12月13日(月)午後2時~午後4時(2時間)
場所:日本医科大学 橘桜会館会議室 東京都文京区向丘2丁目20−7 MAP
募集人数:コロナ対策での定員15名(セミクローズhttp://東京都文京区向丘2丁目20−7ド)
参加費:2,000円(資料代・税込)
●プログラム
14:00 開会挨拶 「‶未病de100歳“にチャレンジ」
日本未病総合研研究所代表理事 福生吉裕
14:30 参加企業から「自社の未病の取り組み」1社5分~10分 発表
15:30 今後の未病活動についての抱負と連携についてのフリーディスカッション
16:00 閉会
参加申込先:未病総研事務局(担当:早乙女) 090-7718-6611まで
HP: https://www.mibyou-united.org
新型コロナ感染流行状況によって開催を中止する場合もありますので予めご了承願います。
「未病de100歳ピンバッジ」販売のご案内
未病総研ではスローガンとして「未病de100歳」を提唱しています。
超高齢社会を迎えて平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳(2019年)まで延びています。さらには100歳まで生きる人が多くなっています。(2021年現在86.510人)
健康で100歳まで生きることは理想ですが、現実には何らかの病気を抱えながら生活を送っていく人がほとんどでしょう。
しかし病気で100歳は困ります。
そこで未病の状態で100歳を迎えることを目標に「未病ケア」実行していただくことが大切です。
この目標を共有していただける人を多く作りたいとの思いで、「未病de100歳ピンバッジ」を作りました。
襟元にこのバッジをつけて、自分は未病で100歳まで生き抜くことを宣言してください。
さらには自分の周囲の方に未病で100歳まで生きていただきたい人にお贈りください。
サイズ:直径1.5㎝
特 徴:バッジに高精細な印刷加工をした後、表面にエキシボ樹脂をコーティングして仕上げています。
バッジ周囲に額縁のようなゴールドメッキの枠が立ち上がっています。
また板厚が厚く(1,4㎜)重厚感があります。
価 格:1,150円(バッジ@1,000円+郵送料@150円、税込)
1か所に2個以上送る場合の送料も@150円です。
お申込:事務局・早乙女までメールにて数量、送付先を記入の上お申込ください。